初めに
今回は国学の覚え方を解説します。
全員を覚える必要はありませんし、それぞれ作品名に個性があるのでとても覚えやすいと思います。
文学史覚え方
国学
国学とは、日本の古典を用いて古代日本の思想・文化を明らかにしようとする学問である。
まずその礎をつくったのは「契沖」さんです。万葉集の研究をしました。
契沖 万葉代匠記
契約一万
と覚えましょう。
そしてその後国学四大人と呼ばれる人たちが出てきます。しかし国語の入試でよく出るのは二人だけです。
賀茂真淵と本居宣長だけ覚えれば問題ありませんが、一応順番に
か・か・もと・ひら
と覚えましょう。
荷田春満
賀茂真淵 万葉考
本居宣長
古事記伝・玉勝間(→随筆)・源氏物語玉の小櫛・鈴屋集
平田篤胤
賀茂真淵は「考」が付きます。
また本居宣長には「玉」が付きます。古事記伝は絶対に覚えましょう。
このように覚えてください。

考える鴨
もとこの○○
儒学
日本史の人は必ず覚えなければならない二つです。
他の人は優先順位低いです。

新井白石
折たく芝の記
新しい芝
室鳩巣 駿台雑話
随筆
江戸時代に再び優れた随筆が登場します。
本居宣長 玉勝間
相変わらず本居の作品には「玉」が付きますね。
松平定信 花月草紙
寛政の改革を行った張本人松平定信です。
松の花
と覚えてください。
また、今までの随筆をすべて合わせて、
枕草子・方丈記・徒然草・玉勝間・花月草子
枕がほつれて玉と花
と覚えられます。これだけ覚えてもだいぶ違いますね。
まとめ
国学についてまとめました。
次回から明治文学です。
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